「仮面ライダー響鬼」の事情―ドキュメント、ヒーローはどう“設定”されたのか pdf無料ダウンロード
「仮面ライダー響鬼」の事情―ドキュメント、ヒーローはどう“設定”されたのか
によって 片岡 力
4.3 5つ星のうち(5人の読者)
「仮面ライダー響鬼」の事情―ドキュメント、ヒーローはどう“設定”されたのか pdf無料ダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより) 『仮面ライダー響鬼』という作品は、元々は「仮面ライダーシリーズ」に代わる新しい特撮ヒーロー番組として企画されたものだった。それが設定を固めていく仮定で「仮面ライダーシリーズ」にいわば“吸収合併”されていった、という経緯がある。本書がおもな言及の対象としているのは、そのような時期の、いわば“『響鬼』”になる前の“『響鬼』”であって、出来上がって放映された“完成映像としての『響鬼』”を対象としていない。史上最も特異な仮面ライダーの成立に最初期からたずさわった“関係者”が明かす、特撮ヒーロー誕生までのリアルな舞台裏。マニアも知らなかった本来の「響鬼」の姿がいま初めて明らかに。内部設定資料・没プロット案等も多数載録。もちろん、東映“非”公認本。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 片岡/力 1961年宮城県塩竃市生まれ。出版社の編集を経てフリーランスのライター&エディター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
「仮面ライダー響鬼」の事情―ドキュメント、ヒーローはどう“設定”されたのかの詳細
本のタイトル : 「仮面ライダー響鬼」の事情―ドキュメント、ヒーローはどう“設定”されたのか
作者 : 片岡 力
ISBN-10 : 4772704620
発売日 : 2007/04
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 29.3 (現在のサーバー速度は21.9 Mbpsです
以下は、「仮面ライダー響鬼」の事情―ドキュメント、ヒーローはどう“設定”されたのかに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
その外観はもちろん、物語的にも異色のライダー「響鬼」。物語途中でのプロデューサー交代及び作風の変化という、最近の特撮では稀な事態が生じたことが記憶に新しく、ネット上の特撮スレでは、今でもその賛否に少し触れただけで大荒れとなることが多いようです。この本は、タイトルだけ見ると、一見、その真相に迫る本又は当時の内情暴露本かとも思ってしまいますが、サブタイトルにもあるように、この異色のライダーがどのように設定されていったかを、作品のコンセプトやライダー及び敵側の設定、一年を通しての大まかなストーリーラインを作る「文芸チーム」の一員として番組放映前まで関わった著者が詳細に綴った東映"非"公認の本です。非仮面ライダーとして「変身忍者嵐」をモチーフに練られ始めた企画、敵の存在や人を襲う理由などの理屈づけ(当初はかなりSFチックだった!)、音で敵を倒す「音撃」の設定過程、そして配役決定に至るまでが記されており、かなり読み応えがあります。また、「こういうのも見てみたかったな」と思わせてくれるような没プロットや設定も(文字のみですが)多数収録されているほか、打合せの場面からは当時の制作サイド、スポンサーサイド及び放映サイドの思惑等もうかがえ、響鬼という件の作品だからこその大変興味深い内容となっています。ただし、響鬼は好きだが、制作側の実情等には興味なしという方にはお勧めできないので、星4つとしました。
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