寺山修司とポスター貼りと。 僕のありえない人生 (角川文庫) pdfダウンロード
寺山修司とポスター貼りと。 僕のありえない人生 (角川文庫)
によって 笹目 浩之
4.4 5つ星のうち(2人の読者)
寺山修司とポスター貼りと。 僕のありえない人生 (角川文庫) pdfダウンロード - 内容紹介 寺山修司追悼公演のポスター貼りを機に、その「ポスター貼り」を生業にすると決意。そこから人生が激変する――。演劇そして寺山修司を愛する人々の姿とともに自らのありえない人生を綴る波瀾万丈エッセイ。 内容(「BOOK」データベースより) 「天井棧敷」で演劇にはまった僕は、寺山修司追悼公演のポスター貼りを頼まれたのが縁で演劇界から声がかかり、様々な経験をした。しかしいちばん好きだったのはポスター貼り。僕はポスター貼りを生業にすると決意。寺山さんに導かれて人生が大きく変わっていった―。奇抜な発想と行動力で寺山演劇はもちろん、業界を支える存在となった著者が綴る、ポスター、演劇、そして寺山修司を愛する人々の姿。 著者について ささめひろゆき●1963年茨城県生まれ。83年、急逝した寺山修司の追悼公演のポスター貼りを頼まれたことをきっかけに「ポスター・ハリス・カンパニー」設立。2000年九條今日子と「テラヤマワールド」設立。現在、二社の代表と三沢氏寺山修司記念館館長を兼任。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 笹目/浩之 1963年、茨城県生まれ。82年「天井棧敷」の芝居を観て演劇のとりこになる。83年、寺山修司追悼公演第2弾の美輪明宏主演『青森県のせむし男』のポスターを貼ってきてほしいと九條今日子に頼まれ、飲食店の人々の温かい対応に感激。演劇界の雑用を引き受けていく中で、ポスター貼りを会社組織で行っていくことを決意。87年(株)ポスターハリス・カンパニーを設立。94年現代演劇ポスター収集・保存・公開プロジェクトを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
寺山修司とポスター貼りと。 僕のありえない人生 (角川文庫)の詳細
本のタイトル : 寺山修司とポスター貼りと。 僕のありえない人生 (角川文庫)
作者 : 笹目 浩之
ISBN-10 : 4041008298
発売日 : 2013/4/25
カテゴリ : 本
ファイル名 : 寺山修司とポスター貼りと-僕のありえない人生-角川文庫.pdf
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以下は 寺山修司とポスター貼りと。 僕のありえない人生 (角川文庫) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
"デジタル全盛の時代に、このアナログの『動かないから目立つ』という、原始的であるが、だからこそ強いポスターの特性は、チラシとまったく違うものとして再認識されてもいいのではないか。"2013年発刊の本書は表題どおりに寺山修司から始まる演劇、そしてポスターへの溢れる愛情が心地よい。個人的には、とはいえ、演劇全体についてはそれほど詳しくないのですが。それでも詩人として、アーティストとしての寺山修司は好きで、何冊か読んだり、それが興じて青森にある寺山修司記念館にも訪れたことがあるので。今は副館長もされている著者の熱烈な寺山修司リスペクト、そして『寺山さんならばわかってくれるだろう』"と、ポスター貼りを『実利実益しかない街に、演劇という【虚構の世界、想像の世界への窓口となり入口にもなる】ポスターを張り巡らすのだ。』と起業し奮闘する姿に好意的な印象を持ちました。また、本書後半は、ポスター全体の歴史を紹介すると共に、国内の演劇及びポスターのこれまでの変化について主に割かれているのですが。デジタル全盛の時代に、同じくフリーペーパーや紙の本といった【アナログ文化の価値や魅力】をひたすらに発信している立場として、分野や世代こそ違うものの、同じ仲間を見つけたような不思議な親近感を覚えました。書を捨て、もとい書を持ち街に出なければ。寺山修司好き、あるいは演劇好きな誰かに。また裏方として文化を支えている誰かにオススメ。
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